ムーミン アラビアの歴史

子供用のお皿から世界中のコレクターが
熱狂する憧れのライフスタイルアイテムまで

アラビアによるフィンランド製陶器の歴史

アラビアは1873年に創業し、1874年に陶器生産をスタートして以来、フィンランド文化の重要な担い手となってきました。アラビアの製品は、その優れた品質や耐久性、個性的なデザインが広く知られています。

アラビアはカイ・フランクなどの有名デザイナーを起用し、現在まで人気が続くアイコニックなデザインを生み出してきました。後に「ティーマ」となるキルタコレクションは、ムーミンのテーブルウェアにも使用されています。

アラビアの陶器は、何世代にもわたってフィンランドの家庭に欠かせない存在であり、世界中のコレクターから高い人気を集め続けています。高い品質とデザインへのこだわりがフィンランドクラフトマンシップの象徴となり、フィンランドのデザイン文化に大きく貢献しました。

初めてのムーミン商品

元々子供向けのモチーフが施されたオブジェやおもちゃの食器、子供向けの食器類は、アラビアの製品群の一部にありました。最初のムーミン製品は1950年代に仲間入りしました。

それ以前の1930年代、トーベ・ヤンソンは初めてムーミンを描きます。1945年には最初のムーミン絵本『小さなトロールと大きな洪水』がスウェーデン語で出版されました。彼女の絵は、大胆な線と鮮やかな色彩が特徴です。そして日常とファンタジーの世界を自然に融合させます。時代を超越した物語と、人生と幸せの定説が、大人も子供も同じように想像力をかき立てました。トーベ・ヤンソンはムーミンのテーブルウェアシリーズ最初の装飾をデザインし、彼女の母であるシグネ・"ハム" ハンマシュティエン・ヤンソンは陶器のフィギュアをデザインしました。

ムーミン アラビアの第二期は1990年代に始まります。当時のラインナップは4体のフィギュア: ムーミントロール、スノークのおじょうさん、ムーミンパパ、ムーミンママでした。現在も人気のバックスタンプアイデアは、その時すでに導入されていました。1992年にはおしゃまさんとリトルミィが登場しました。

世界的なコレクターズアイテムまで

1990年代のマグの登場によって、コレクション人気は拡大します。同じ頃、アラビアのデザイナー、トーベ・スロッテがムーミンコレクションを手がけ始めました。彼女はトーベ・ヤンソンとのミーティングで緊張しながらも承認を得て、そこから飛躍したのです。

1997年に発売されたマグ「クリスマス・グリーティング」は、より物語性がありカラフルに描かれており、後のマグカップの原点となりました。そして「シーズナル」としてシリーズ化される最初のマグカップでもありました。続く1999年には、キャラクターがアイコニックなクラシック マグが登場しました。

コレクションが増えるにつれ、フィンランド国内のみならず、世界中ー特に北欧と日本のコレクターから注目されるようになります。2004年のファーザースペシャルマグ(400個限定)やムーミントロールの白昼夢(2500個限定)など、入手困難な限定版も発売さました。

2018年には初めて「ムーミンの日」限定デザインが発表され、瞬く間に完売しました。さらに最近では、2022年の「ムーミンバレーパーク」限定販売のマグカップがヨーロッパで期間限定で販売された際には、わずか数日で完売しました。

「Mooments of Magic」とともに
より良い未来へ

ムーミンのテーブルウェアや陶器は、発売当初から100点以上発売されています。ムーミンの物語や美しいイラスト、アラビアによる北欧デザインの伝統、そして高い品質という組み合わせによって、初登場から今まで長く愛されています。

ムーミン アラビアは、より良い日常にするお手伝いをしたいと考えてきました。2022年には、通常サイズより大きな0.4リットルの多目的サイズと、文字に特化したイラストによる待望のアルファベットコレクションを発表しました。このコレクションは、識字能力の重要性を強調し、子供たちがアルファベットを使って楽しむことに働きかけています。赤十字とのコラボレーションである「Mooments of Kindness (ムーメンツ オブ カインドネス)」は、優しさを表現したイラストで、子供たちの友情活動の資金を援助しました。赤十字社への寄付総額は355,755ユーロにも達しています!

2023年、ムーミン アラビアはベッドリネンやタオルなどのテキスタイルにも進出。トーベ・ヤンソン原作の不思議な物語とキャラクターがふんだんに織り込まれています。

"そして、何度かそこを離れて気分転換に旅に出たことを除けば、彼らは生涯をこの谷で過ごした"
- 『小さなトロールと大きな洪水』より (1945年)